インドは世界の鉄鋼生産の明るいスポットになる
建設、自動車、インフラ分野の生産能力と需要の増加により、インドは世界の鉄鋼生産の明るいスポットと呼ばれています。
フィッチグループ企業であるBMIの調査によると、「政府は、既存の製鉄所や国営企業が新しい製鉄所を建設するためのアップグレードを行い、鉄鋼生産能力の増強に向けて先頭に立っています」。
鉄鋼生産の伸びは、SAILやTATA Steelなどの企業を背景に成長すると予想されます。後者は、生産をハイエンドの鉄鋼製品に移行することで、自動車セグメントの売上を増やすことを目指しています。
インドの鉄鋼生産量は、2017年の8840万トンから2021年までに1億2,860万トンに増加すると予想されています。また、世界の鉄鋼生産におけるインドのシェアは、2017年の5.4%から2021年には7.7%に増加すると考えられています。